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  治らない? 治せない? 本当にそうでしょうか? あきらめる前に読んでください。 
 

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2016/3/8 手技動画近日発売予定!

2013/7
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2013/05/23
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  はじめに 治らない!治せない!と判断する前に
様々な症状を抱えていて、病院に行ったが治らない、手術までしたのに治らない、鍼灸治療や漢方治療を行ったが治らない、そういう人が非常に多い。どこに行っても治らないために、不快な症状に悩まされ続け、心身ともに疲労している人が日本には多くみられる。
もし、これを読んでいるあなたがその一人なら、一度私を訪ねて欲しい。また、あなたが治療家で患者を治せないことに悩んでいるならば、同じく私を訪ねて来て欲しい。もしかすると、あなたのお役に立てるのではないかと思うからだ。

辛悦治療風景1痛みがひどい、重症であるという方にこそ本当の推拿を知って頂きたい。治すことに自信がない治療家にこそ推拿を知って頂きたい。12歳から中医学を学び1万5千人以上の臨床経験を積んできた中国推拿医師として、本当の推拿治療の実情をできるだけリアルにお伝えしたくてこのホームページを立ち上げた。
推拿とは鍼灸、漢方と並ぶ中国三大医療の一つで、手法と呼ばれる手技を用いた手技療法であり、中国において推拿(すいな)は大学病院などで行われる正統な医療行為である。その適応範囲は広く治療効果は未知数と言われるが、まだそれほど日本で知られていない。しかしながら、“推拿(すいな)”という言葉を聞いたことがある、あるいは日本で推拿を学んだり、施術を受けたりしたことがあるという人はいるであろう。私は来日してから11年目になるが、日本において正確に推拿のことを理解している人が、非常に少ないと感じている。
もし、日本人に本当の推拿の姿を伝えることができたら、様々な形で社会のお役に立つことができると確信している。
どこか不調を抱えていて“治らない”と思っている人、鍼灸師や柔道整復師や整体師など治療家として限界を感じている人に、このページのどこかにそこから抜けだず糸口を見出して頂ければ幸いに思う。

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  中国推拿医師の実態
辛悦中国の病院にて治療風景1中国では推拿は病院で行われるものであり、医師国家資格である。推拿は中医学に分類される。
日本の病院で用いられている医学は、ギリシャ医学を源とする西洋医学である。西洋医学は科学的なデータも基づいて成り立っており、非常に分析的で局所的である。すなわち、原因がはっきりした病名のつく症状であればピンポイントで治してしまう非常に優れた医学である。それゆえに全世界で取り入れられている医学なのである。
中医学は西洋医学と性格を異にする。西洋医学が科学的なデータに基づくのに対し、中医学とは膨大な人体経験の上に基づく医学なのである。自然観察に端を発する陰陽論、五行論という哲学の上に成り立っているのである。自然界に起こることを人体の上に重ねて考えるのである。そのため治療においても西洋医学のように症状に対してピンポイントで治療をするというような局所治療を行うものではない。患者全体を見るのである。患者を診るときに、中医学の診断法である四診(望診・聞診・問診・切診)を行い治療方針を組み立てるのが通常である。
中国においては、同じ病院の中で西洋医学と中医学の両方を取り入れている。日本の病院とは随分違ったスタイルをとっている。そのため。西洋医学の医師と中医師が共存しているのである。西洋医学の医師であっても中医学を用いる先生もいる。また中医であっても、医学部で西洋医学をきっちり学び、その上で中医学を一通り全部学ぶのである。
中医学に分類されるものは、鍼・灸・推拿・湯液(漢方薬)・気功・薬膳である。中医学は幅広いため、それぞれ専門性を活かして、推拿専門の中医師、中医学専門の中医師と大きく分かれるのである。さらに中医学の科も、中医内科、中医外科、中医婦人科、中医小児科など細かく分かれている。しかしながら、推拿専門の中医師だからといって鍼灸を用いない、漢方を用いないというのではない。推拿医師であっても鍼灸もできるし、漢方を処方することもできる。ただし。中医師本人の治療方針や考え方などの差が出やすいのも確かである。
中国ではまた、日本にはない飛び級制度があるなど若いうちから将来に向けて職業的な修行をすることも多い。

中国の勤務医時代同僚と
私も実際、12歳から中医学を学んだのであるが、そのおかげで随分臨床経験をつむことができた。とくに私の家は、医師の家系で祖父、両親ともに医師であり、兄もまた医師である。祖父、両親、兄は西洋医学の医師であるが、祖父も父も中医学に精通しており鍼や漢方を用いて治療を行っている。家族の中で私だけが中医師を目指すことになったのであるが、医学には厳しい家庭の生まれでもあり幼いうちから修行に行かされた。私が修行に行かされたのは、鍼灸科と中医内科である。
鍼灸科では鍼を自在につかう方法を学んだ。中国において中医師であれば、専門が推拿であっても鍼灸を使うことは当たり前である。日本では日本の鍼灸師の国家資格がないと鍼を打つことができないのが非常に残念である。日本で言う東洋医学は中医学とよく似ているが、実は現代中国における中医学と日本の東洋医学はかなり違ってきている。鍼灸の分野でも中国の鍼治療と、日本の鍼治療は随分違う。中国には日本では知られていない鍼灸治療の仕方が多く存在する。日本の鍼灸師に中国の鍼灸の良さを知ってもらう機会が増えればと願っている。
中医内科では、四診と漢方の修行をすることが出来た。四診では特に脈診と舌診が重要であるが、これは相当実践をしないと簡単にできるものではない。とくに漢方は薬剤を人体に直接入れることになるので、診断を誤ると取り返しがつかないほど悪化することもある。私の場合父が漢方に精通しその効果を高く評価していたこともあり、中医内科での修行はかなりみっちりやらされた。
中国で推拿治療を行っていた頃は、鍼や漢方を自在に用いていた。しかし、日本では法律上それをすることが出来ない。それでも、鍼灸科、中医内科での修行は日本における推拿治療でも非常に役立っている。同じ推拿医師であっても、やり方は様々である。例えば、舌診や脈診を一切行わずに治療を行う先生もいる。漢方の処方が全く出来ない先生もいる。鍼灸を主にして、推拿を補助的に行う先生もいる。
人それぞれではあるが、中医学の根本的な考え方である人体を総合的に診るという考えに基づいて推拿治療を行いたいものである。なぜならば、推拿は中医学でありただの手技療法ではないからだ。人体を総合的に診ることが出来ないと本当の中医学の効果を出すことはできないのである。従って推拿治療においても、舌診や脈診を行うことで総合的な判断ができ、本当の推拿の効果を出すことができるのである。


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 推拿の適応症
 1)内科領域
頭痛、高血圧、半身不随、顔面神経麻痺、不眠症、眩暈、耳鳴り、虚労、狭心症、感冒、咳嗽、喘息、肺気腫、胆疝痛、嘔吐、胃痛、胃下垂、胃・十二指腸潰瘍、腸管癒着、腸炎、便秘、下痢、糖尿病、慢性肝炎、遺精、陽萎(インポテンツ)、閉尿、腎疝痛、慢性腎盂炎、リウマチ性関節炎、近視等。

2)整形外科領域
寝違い、頸椎症症候群、斜角筋症候群、ムチウチ損傷、下顎関節炎、肩関節周囲炎、五十肩、上腕骨外側上顆炎、橈骨茎状突起部腱鞘炎、手関節捻挫傷、弾発指、腰椎椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、急性腰部捻挫傷、腰椎後方関節紊乱症、第三腰椎横突起症候群、恥骨結合分離症、仙腸関節捻挫傷、梨状筋損傷症候群、半月板損傷、膝蓋下脂肪体損傷、膝蓋骨軟骨病、膝関節の創傷性滑膜炎、アキレス腱周囲炎、急性踝関節捻挫傷、偏平足等。

3)外科領域
丹毒(流火)、多発性膿瘍(流注)、頸部リンパ節結核(瘰癧)、癰、急性乳腺炎(乳癰)、脱毛性毛?炎(髪際瘡)、閉塞性血栓性血管炎(脱疸)、霜焼け、凍瘡、急性結膜炎(火眼)、流涙症(迎風流涙)、急性扁桃腺炎(乳蛾)、失声症、ヒステリー球(梅核気)、歯痛等。

4)婦人科領域
生理不順、閉経、生理痛、子宮内膜症、功能性子宮出血、生理前緊張症、生理による身痛、生理による浮腫、生理による乳脹、生理による下痢、妊娠による咳嗽、妊娠による嘔吐、帯下、子煩、胎気上逆、妊娠による腰痛、妊娠による高血圧、妊娠による癇証、妊娠による下肢痙攣、妊娠による尿閉、妊娠による失声、胎位異常、出産後少乳汁分泌不足、出産後便秘、不妊症、盆腔炎、子宮下垂、陰吹、更年期症候群、老年生理復行、肥満等。

5)小児科領域
小児推拿治療は西洋医学的な理論の体系のもとで行うのではなく、目の前の患者が現在どのような病態であり、いかなる症状を呈しているかを見極めて、中医学理論により行われるものである。一般的には器質的変化の多い疾患、すなわち明らかに気形や腫瘍などが認められるもの、それらを正常状態に改善することは比較的期待が薄いが、それらにより二次的に引き起こされた痛み、不安などの症状は軽減されることが可能なケースが多い。なおかつ現代医学の治療効果の壁にぶつかった疾患に有効性を発揮した報告が多数である。
近代に発表された中国推拿文献によると、小児推拿の治療の可能性の高い疾患は約50挙げられている。

A.大いに小児推拿の効果が期待できるもの
呼吸器疾患・・・感冒、咳嗽、慢性気管支炎。
消化器疾患・・・複瀉、赤痢、便秘、厭食、疳積、佝僂病。
泌尿器疾患・・・遺尿、排尿困難。
耳鼻咽喉疾患・・・滞頤、馬牙、口瘡炎、吐乳、鼻衄。
眼疾患・・・斜視。
精神神経疾患・・・驚風、夜啼。
運動器疾患・・・筋性斜頸、橈骨頭亜脱臼、注射による臀筋攣縮症、分娩による腕神経麻痺。
その他・・・鉄欠乏性貧血、暑熱症(夏バテ)、新生児不啼、新生児不乳、発熱。


小児推拿図
B.効果のよいこともあるもの
呼吸器疾患・・・喘息、麻疹、百日咳、おたふくかぜ。
消化器疾患・・・嘔吐、脱肛、腹痛、黄疸、腸梗塞。
泌尿器疾患・・・水腫。
耳鼻咽喉疾患・・・歯痛、滞頤。
眼疾患・・・近視。
精神神経疾患・・・てんかん、脳性麻痺、佝僂病、水頭症。
運動器疾患・・・足奇形。
その他・・・新生児破傷風、突発性発疹、蕁麻疹。

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  推拿の禁忌症
 以下の場合は推拿を行わないか、行うには注意が必要である。

1)急性伝染病の者に対しては法に従って対処すべきである。毎年5〜10月の間は、急性消化管疾患の者には先ず専門医の診断を受けさせ、異常がなければ推拿を行うが、診断が不明確な場合は推拿を行うべきではない。

2)各種潰瘍性皮膚疾患、火傷、化膿性皮膚疾患がある場合は、患部及びその周辺には行わない。

3)各種悪性腫瘍の患部、結核性関節炎の患部には行わない。

4)心臓、肝臓、腎臓、肺などの機能障害がある、多臓器障害がある、また重度の高血圧症の者には行わない。

5)精神病の者で、発作が起きているとき、専門医が病歴や検査から推拿治療をすべきでないと判断した場合、患者が治療に協力的でない場合は、行わない。

6)生理中、妊娠時は、その腹部及び仙骨部には行わない。

7)高齢で極度に身体が衰弱している者、ひどい骨粗鬆症の者には、基本的に推拿を行わない。中でも重い手法は避けるべきである。

8)胃を切除した、十二指腸潰瘍で穴があいている、急性虫垂炎、腹膜炎、子宮外妊娠などの疾患時には、注意して行うこと。

9)急性損傷により関節機能障害があり四肢の動きに異常が見られる、あるいは関節でない箇所での異常な動きが見られる、損傷部位に腫脹、疼痛などが見られる場合は、まずレントゲン検査を行って診断を明確にすべきである。骨折や脱臼を除いては、注意して行うこと。

10)急性脊柱部損傷の場合、頸椎、胸椎、腰椎を動かすことができない、損傷部位以下の感覚異常、反射減弱あるいは消失が見られる者は、まずレントゲン検査、CTあるいはMRI検査を受けること。骨折、脊髄損傷を除いては注意して行うこと。

11)急性損傷により皮下出血している者の場合、出血量の多少を見極める必要がある。損傷当時はさらなる出血防止のため、まずアイシングすべきである。その上で、損傷後24〜48時間経過してから推拿治療を行う。


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